朝日火災の個人用自動車保険ASAP(アサップ)が良くなった

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朝日火災海上保険のASAPに関しては、以前も記事にしていました
以前書いた際には、ネガティブな評価をしていましたが、2016年4月より、大幅にサービスが良くなったようです。

主な変更点は、

・保険料長期分割払(年払・月払)の新設

保険契約を2年以上の7年以下の長期契約にすることができ、保険料を分割で支払うことができます。

長期契約にする場合、ノンフリート等級が下がる事故を起こしても、契約期間内は保険料が上がらないというメリットがあります。

・長期契約の取扱規定の改定

今まで1年契約時の場合のみセットできた個人賠償責任補償特約など3つの特約を、長期契約にセットして付けることができるようになりました。

・保険料の改定

ゴールド免許割引幅が大きくなるなどの保険料改定が行われました。

詳しくはこちらのサイトをご覧ください

特筆すべきは、やはり、長期契約のメリットでしょうね。

事故を起こしても、長期契約期間中は事故有係数適用期間が0年に据え置かれるため、契約期間中の保険料が上がらない(むしろ、下がる!)のです。
ノンフリート等級は下がるようですが、これも、1年毎に1等級づつ上がったと仮定しての保険料算出となるようですから、実際に保険料が上がるのは、長期契約終了後ということになります。
(契約期間によっては、必ずしもこの仮定のようになるとは限りませんので注意して下さい)

長期契約であっても、保険料は分割払い可能ですので、一時的に大きな出費が発生することはありません。

さらに、長期契約は契約期間内であっても、いつでも解約可能なので、先々、もっと安い保険が出てきたというようなことがあっても安心ですね。

自動車保険の長期契約自体は、大手損保が一様に導入しているサービスです。
ですが、ネット専業保険などと比較すると、もともとの保険料が割高ですので、あまりメリットのあるサービスだとはいえませんでした。

ASAPの長期契約でも同様で、もともとネット専業保険とかけ離れた保険料設定だと意味がありませんね。

そこで、ラクラクWEB試算を使って、保険料の概要を調べてみました。
(ラクラクWEB試算も、以前は無かったサービスですね)

細かな特約までは試算できないようですが、ネット専業保険を意識した水準にだと思われます。

この保険料水準なら、年式が浅く、数年間は買い替え予定のない車なら、長期契約で加入するメリットは十分あると思われます。

利用者にとってはメリット大の長期契約ですが、保険会社にも、もちろんメリットはあります。

数年前の保険契約の改定で、1年契約で自損事故を起こし、車両保険を使うと、翌年からの保険料が大幅に上がってしまうようになりました。
したがって、せっかく車両保険に入っていても使わないケースが非常に多いでしょう。
はなから車両保険を付けないという契約も増えていると思われます。

その点、事故を起こしても保険料が据え置かれるのなら、車両保険を使う方が特になるケースが増えるでしょう。
ということは、はなから車両保険を付加して保険契約をするケースも増えると考えられ、保険会社にとっては、保険料収入アップにつながりますね。

そもそも、現在の車両保険は、車の修理費を前借りし、後から大きな利息をつけて返済しているようなものですから、ほとんどかけている意味がありません
こういった長期契約+保険料が割安な自動車保険が主流になることによって、車両保険に以前のようなメリットが戻れば良いですね。

とはいえ、そこは保険料収入と事故率の兼ね合いにもなり、保険会社もまだまだ試行錯誤状態なんでしょう。

いずれにせよ、今回の改定で朝日火災のASAP(アサップ)が検討に値する保険になったということは確かです。

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