自動車保険の平均保険料は年間7万円ほど?

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自動車保険の平均保険料は年間7万円ほどだという試算を目にすることがあります。

 

この、年間7万円という数字、はたして、妥当なのでしょうか?

自動車保険の保険料なんて、運転者の年齢や車種によっても違うし、補償内容だって全然違うから、平均の数字は意味のないものかもしれません。
けれど、何事にも平均、つまり、みんなどれくらい支払ってるの?ということは、やはり、気になりますね。

まず、あなたが自動車を運転していて、年間1度でも自動車保険を使うケースは、どのくらいの確率であるでしょうか?
自動車が事故を起こす、事故の被害に合う、盗難、当て逃げに合うといった、すべての可能性を考えてですけれど。

等級が15等級以上になっているような運転者さんなら、年間1度も使わないという場合がほとんどだと考えられます。

年間1度も使わない自動車保険に家計から7万円を拠出するのは、平均的な家庭ではちょっときついでしょう。

例えば、7万円の保険料から車両保険を外してみると、保険料は3万円くらい下がる場合もあります。
3万円安くなって、5年経つと、その差は15万円。

5年後に自損事故で25万円の修理費用が発生して、それを自腹で支払ったとします。

この場合、節約できた15万円と支払った25万円の差、10万円の持ち出しになっているので、年間7万円を支払って、車両保険に入っておけばよかったと思われるかもしれません。

ところが、事はそう単純ではありません。

車両保険は1度使うと、次年の契約から、同じ補償内容なら保険料が跳ね上がります。
そして、保険料がもとの水準に戻るまで4年くらいかかります。

1度も自動車保険を使うことなく4年経ったのと、1度、車両保険を使ってから4年経ったのでは、保険料総額で軽く10万円以上の差になってしまうでしょう。

つまり、保険料を節約した5年間と、事故後の4年間、トータル9年間で考えると、保険料を節約して、修理費用を自腹で支払っておくほうが得だと考えられるのです。

この例では、自損事故までの期間が5年以上あれば、もっと、保険料に差が出ますね。

総合的に考えて、15等級以上の運転者さんにとって、年間7万円の自動車保険料は高いといえるでしょう。

実際、複数の自動車保険で一括見積もりをしてみると、7万円という見積もりが出るのは、相当に補償を手厚くした場合のみという結果になるはずです。

次に、15等級だけど、年間走行距離が1万キロを超えている等で、年に1度くらいは自動車保険を使う可能性があるという場合。

この場合は、車両保険の補償を手厚くしておきたいので、年間保険料も少し高くなりますね。
運転者の年齢や車種によっては、年間保険料が7万円という数字になる場合もあるでしょう。

年間保険料が10万円を超えるような見積もりが出る場合は、いらない補償を外すべきでしょう。

最後に、車を買って、はじめて自動車保険に加入した場合。
この場合は、6等級という非常に低い等級になりますので、最低限の補償内容であっても、年間保険料が7万円という水準になってしまうことが考えられます。

このようにザックリとですが、自動車保険の状況を考えてみると、年間保険料が平均7万円というのは、妥当な数字だろうと考えられます。

だからといって、7万円がそのままあてはまる人はほとんどいないと考えられますので、自分のケースについて、きっちりとした見積もりを出すべきでしょうね。

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