意外に使える自動車保険の名義変更

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自動車保険の名義変更は保険料に影響しますので、基本的な知識をおさえておきましょう。

 

まず、自動車保険の名義と、自動車の名義は違うということをおさえておいてください。

例えば、自動車をローンで買った場合、車検証に書かれている自動車の名義(所有者)が、自動車販売会社の名前や、借り入れしている金融機関の名前になっています。
「使用者」は、自分の名前ですね。

そういう車でも、自動車保険には、自分名義で加入することになります。

つまり、自動車には「所有者」「使用者」という2つの名義があり、自動車保険には「契約者」という1つの名義があり、それぞれの名義人が違っていても、何ら問題はないわけです。

ここを上手く利用し、自動車保険の名義は、保険料が最も安くなる人にしておく方が得だということです。

例えば、70歳のお父さんが所有する車を、同居している40歳の息子さん夫婦が乗る場合。
40歳の息子さんの等級が高ければ、自動車保険の名義は息子さんにしておく方が得です。
等級が同等の場合、70歳の人よりも、40歳の人の方が、保険料が安く設定されているからです。

もし、この例で、自動車保険の名義がお父さんのままになっているのなら、すぐに息子さんに変更すると良いですね。

次に、名義とともに、等級を引き継ぎたい場合。

等級の引き継ぎは、同居の親族間に限り有効であるということを、おさえておきましょう。

例えば、70歳のおじいちゃんが乗っている車を、同居の20歳の孫に譲る場合。
20歳の孫が自動車保険に新規加入するならば、6等級からのスタートになります。
もし、70歳のおじいちゃんが20等級で、もう、車には乗らないということでしたら、その20等級を20歳の孫に引き継ぐことができます。

したがって、等級を引き継ぐ場合は、自動車保険の名義を20歳の孫に変更すれば良いでしょう。

20歳の孫といえば、直近で別居の可能性もありますね。
別居してしまうと、親族間でも等級の引き継ぎはできませんから、なおさら、早めの名義変更がお得になります。

もし、70歳のおじいちゃんが車を手放したいが、20歳の孫に、まだ車に乗る(車を所有する)予定がない場合。
70歳のおじいちゃんは、自動車保険の中断証明書をもらっておくと、20歳の孫が車を所有する時に、おじいちゃんの20等級を引き継ぐことができます。
この場合も、20歳の孫が別居してしまうと等級を引継げませんので、注意してください。

もし、70歳のおじいちゃんがまだ車を運転したい場合は、名義を変更しないで、運転者の年齢条件を無しにする(20歳の孫も保険対象に入れる)方が、保険料は安くなるかもしれません。

また、配偶者の年齢条件が同じ場合、より有利になる方に、一時的に名義変更することもできます

同年齢の夫婦が所有する車で、自動車保険の名義が夫であり、ゴールド免許割引を受けているとします。
この夫が、何らかの違反を犯し、ゴールド免許でなくなった時。

翌年の自動車保険継続時、名義をゴールド免許保有の妻に変更することで、ゴールド免許割引を継続して受けることができます。

他にも、名義変更することでより有利になる契約があるかもしれませんので、調べてみてください。

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